漫才という素晴らしき文化は永遠(とわ)に、けいぞーくっ！！
あっ今回のブログは妄想とかいつものふざけた感じとか一切ないです。
ただ、M-1をみて、おもしろい漫才をみて感極まっていろいろ思った感情をこのブログに残そうと思っただけです。
まず、初めに、
最近のわたしはジャニーズの沼にハマり、美男子を愛でて、好きな俳優さんのことを調べたりテレビをみたり、好きな芸人のラジオを聞いたり、YouTubeで開拓されてないミュージシャンを探したり、いろんな方面のいろんなところに手を出しています。あれも好き、これも好き…。これみたら、『は？全部好きってなんか広く浅く好きなんちゃう？全部にわかなんちゃう？』って思う人もいるかもしれません。違うんです。てか、そもそも趣味に力入れてるのって誰か推し量ったものなんですかね？
『広く浅くより、狭く深くがええ』
交友関係でも言いません？よくこういうこと。いうてくる人いません？わたしはこれ全く違います。広く深くが好きです。顔知らん人でも来たかったら呼んだらよくない？そことそこ知り合いになって友達になったらよくない？そしたら遊びにいけるやん？今日友達になってずっと今後続くかもしれんやん？そう思っていつも生きてます。
話は逸れましたが、趣味が多くなった分、気付いたことがあって、それは人の趣味も否定から入るのではなく、肯定、興味からなるべく入るようにすると世界が広がってめちゃくちゃ楽しいです。人に勧められたもの、大概全部やっていってやろう、まずは受け入れてやろう、それから合わなかったらやめればいいね。って思うようになりました。『この曲いいよ〜』って言われたら最近はすぐ携帯に入れます。『このネタおもしろいよ〜』言われたら最近は大概すぐみて感想送ります。このブログを読んでる人にこれをやれって言ってるんじゃなくて、最近はこれをしてからますます楽しくなってきました。
という長い長い前置きはさておき。
こういうことがあったから、嫌いなタイプの芸人でも『どうせ嫌いやし面白いと思わない』という先入観から入るんじゃなくて『まず、フラットななんもこの人達のバックグラウンド知らん状態でみよう』と思ってみました。
正直、前まではジャルジャル、かまいたち、カミナリはあんまり好きな漫才の形じゃないなと思ってました。だから、あんまりおもしろく感じないし好きじゃないなぁと思ってました。かまいたちはしょうみコント師やなぁとかジャルジャルは顔ファンが票入れたかなぁとかカミナリなんで上がるんやろとか。(ファンの皆さんごめんなさい)
◎予選
でも、今日M-1をみて変わりました。かまいたちは紛れもなく漫才師で、ジャルジャルはネタがおもしろいからお客さんが票を入れて、カミナリはしっかり実力があったから決勝まできたんやなぁって。かまいたちの漫才いま３回目見ながら、書いてるんですけど、あの漫才自分がめちゃくちゃ好きなパターンのやつやん。山内が変なとこつっかかっちゃうやつ。
ジャルジャルに高得点付けた松本人志の気持ちめっちゃ分かる。てかもう今日でファンになったレベル。決勝に上がれやんくて、福徳くんがぐしゃぐしゃになってて、涙腺ゴミ女やからもらい泣きしてしまって。『おまえよくいまボケれるなぁ』って鳥肌たったし、おもしろい漫才やったから余計に泣けて。カミナリは去年よりもおもしろくなってて、でも自分たちのスタイルを崩さん姿勢がかっこよくて。やっぱり漫才っておもしろいし漫才師ってかっこいい。
さや香はytv新人賞の予選から応援してて、めちゃくちゃ面白いネタしてたのに決勝には上がれんくて もう劇場行かな見れやんのかなって思ってたらまさかのM-1に上がってきてくれて、3年目やのに堂々と漫才して安定におもしろくて前に見たネタと基礎は一緒やのにさらに新しくおもしろくなってて90点以上がたくさんあってまた来年もその次も未来が輝いて見えたしこれからも頑張ってほしい！と思った。
とろサーモンは、昔のM-1からずっと応援しててネタおもろいのに上がってこやんの何でやろ久保田くんの陰気な笑いが万人受けしてないんかな？とか思ってたら今年上がってきてめちゃくちゃにウケて。むちこ的には『どうやー！みたかー！とろサーモンおもろいねんぞー！』って思いました。とろサーモンの沼にハマればいい。
ゆにばーすは1発目やのにめっちゃおもろくてこんなおもしろい漫才師を新しく知れて嬉しいしこれからテレビの露出が増えてゆにばーすの他のネタもめちゃくちゃ見たくなった！来年のM-1が楽しみ！
マジカルラブリーは好きな人は好きなんやろうって感じ。ちゃんとみたけど自分にはあんまりハマらなくてしゃべくり漫才贔屓のわたしは好みじゃなかったみたい。けど面白かったと思う。
ミキはおにいちゃんが何言ってるかわからん漫才とかネタがびみょうな漫才しやんか心配してたけど心配はねとばすぐらいおもしろかった！もうミキは若手やのに場数踏んでずっとおもしろくなり続けてる！！
和牛。
さすが圧巻。漫才の前半で撒いたのを綺麗に後半で回収してきて畳み掛けてきて、おもしろいと思われてる目で見られる漫才ってそれだけハードル上がってるから難しいのにそれを悠々と超えてる漫才。
スーマラ。
めちゃくちゃおもしろかった。予選ではこのコンビが一番おもしろかってんけどなぁ。落ちたことが悔やまれる。2本目もみたかったのに。あんなおもろいネタがあるのにまた今日から来年の最後のM-1に向けて0から調整しなあかんのがほんまに悔やまれる。来年はスーマラがトロフィー抱いてて嬉し泣きしてるところがみたい。
◎決勝
私が好きな石焼き芋のネタ。最初のつかみから最後の頭下げるまでずっと面白い。随所で私が好きな久保田くんの社会不適合者感が出てて好き。芋の信仰宗教。久保田くんの『は？』全てに社会不適合者感がダムのように溢れ出てる。みたかー！三連単で和牛ばっかり1位にしやがってー！これがとろサーモンじゃー！久保田っていうやばいやつがいるんやぞー！って言いたくなった
ミキ
このネタはおもしろかったけどあんまり印象に残らん感じがあったかな。暴れん坊将軍につきる。
和牛
好きな、ウザイ水田くんがでてくるネタ（笑）漫才の構成もめちゃくちゃ練られてて、見てる人が設定に入りやすかったし、みてておもしろうて声漏れた。あとずっと二人とも謙虚な姿勢が好きやなぁと思う。
どう？この誰得ですか？みたいなブログ。
たまにはこんな日もあっていい(断言)
高3の時に人前で漫才みたいなことをする機会があって全然おもろくなくて他のコンビはおもろいのになんで自分が書くネタはおもろないんやろうか、おもろいことってどうやって考えるんやろう、ってずっと思ってたら授業中に泣いてしまって漫才一緒にやる友達に『それが一番おもろいわ』って言われたりすることもありました。だから、漫才のことがわかるとかそういうの言ってるんじゃなくて、おもしろいこと考えようと思って考えてる人間って尊敬するしほんまにすごい人やなってほかの人よりほんのちょっとだけやけど、わかる気がするって感じです。
とろサーモン優勝本当におめでとう！
久保田が意味わからんくらい斜に構えててそれをおもしろくしてくれるのが村田くんで。火花で売れない漫才師役してこのままうれなかったらどうしようっと思ってたって。笑いの神様に愛されてくれてありがとう。おもしろくいてくれて、腐ったり潰れたりしやんくてほんまによかった。
いつかテレビの露出が多くなって、
社会不適合者感漂う芸人という括りで
野性爆弾のくっきー、天竺鼠の川原、とろサーモン久保田、スーマラの田中、天津の向井、ダイアン西澤がアメトークでゴールデン放送される日を待ちわびています。
p.s.
M-1という大舞台で初めてさや香をみた女性の皆さん。さや香のボケの新山くんは前々から私がかっこいいと目を付けてました。もし、M-1きっかけで応援しようと思ってる人。一緒に沼にハマりましょう。
もうええわ。
どうもありがとうございました。
